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日本エコサポーターは、「エコロミーサイクル」の理念のもと「燃焼の最適化を追求し、環境と経済が両立する持続可能な社会の構築」を目指す会社です。
 
下北交通株式会社様のバス車両にけるEco-Supporter/Vehicle(E-S/V)実証プロジェクト
 
2010年4月から下北交通株式会社(青森県)のバス車両106台にE-S/Vを取り付け、燃費向上の実証プロジェクトを実施しました。その結果、年間を通じての燃費向上率5.83%を達成し、下記、E-S/Vの技術効果が実証されました。
 
実証プロジェクト実施要項について→
 
 
【実証プロジェクトイメージ】
 
 
【実証プロジェクトの概要】
目的 E-S/Vの技術効果の実証
実施期間 2010年4月〜2011年3月
実施地域 青森県
車両台数 乗合・貸切バス 106台
対象技術 E-S/V (Eco-Supporter/Vehicle)
装置提供
実証実施企業
・日本エコサポーター株式会社(http://www.eco-supporter.co.jp)
・下北交通株式会社(http://www.0175.co.jp/s/)
実証プロジェクト
実施前
・平成20年、21年度の各車両の月走行距離を集計
・平成20年、21年度の各車両の月燃料消費量を集計
 実証プロジェクト
実施後
・平成22年度の各車両の月走行距離を集計
・平成22年度の各車両の月燃料消費量を集計
 
 
【実証プロジェクトにあたって注意した点】
1.実証プロジェクト実施前後の燃料消費量の変動要因がE-S/V装着に特定できるよう、E-S/V以外の走行条件(気温、走行ルート、走行距離、等)が、プロジェクト前後でできる限り同じ条件の事業所の車両を対象としました。
 
2.車両の理論燃費と実燃費が乖離することが想定されるため、実燃費を実証プロジェクト実施前2年間の車両走行データ(燃料消費量及び走行距離)で算出しました。
 
3.個々の車両毎で見れば、E-S/V以外の要因(気温、走行ルート、走行距離、等)によって燃料消費量が実証プロジェクト実施前後で変化する可能性があります。しかし、事業所全体としてマクロ的に見ることによって,大きな変動は回避することができると考え、下北交通株式会社で稼働している全ての車両を対象としました。
 
 
【実証プロジェクトにおけるE-S/Vの技術効果】
1.燃費向上率 : 5.83%
2.燃料消費削減量他
  プロジェクト全体 1台あたり 評価項目
走行距離(km/年) 3,950,683 37,270
燃料消費削減量(L/年) 50,656 478 エネルギー
燃料費削減金額(¥) 6,078,720 57,360※ 燃料コスト
CO2排出削減量(t-CO2) 132 1.25 温暖化対策
※軽油価格についてはL/120円で試算。
 
 
 
 
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【実証プロジェクトで取得した燃費に関するデータ】
1.E-S/V装着前後の実燃費
内訳 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年間
装着前実燃費 4.41 4.69 4.51 4.56 4.81 4.84 4.52 4.15 3.93 3.83 3.67 3.94 4.30
年実燃費を100とした場合 103 109 105 106 112 113 105 97 91 89 85 92 100
年実燃費との変動率(%) 2.5 9.1 4.9 6.1 12.0 12.7 5.2 -3.4 -8.7 -11.0 -14.6 -8.3 0.0
装着後実燃費 4.65 4.95 4.75 4.83 5.15 5.10 4.76 4.43 4.17 4.04 3.89 4.12 4.55
年実燃費を100とした場合 102 109 104 106 113 112 105 97 92 89 86 91 100
年実燃費との変動率(%) 2.2 8.8 4.3 6.1 13.2 12.1 4.7 -2.7 -8.4 -11.1 -14.5 -9.4 0.0
エコサポーター装着前後の実燃費 実燃費を月毎に記入すると変動幅が大きいことがわかります。
(1)装着前の年実燃費を100とすると
・月実燃費が一番良い9月が113(プラス12.7%)
・月実燃費が一番悪い2月は85.38(マイナス14.62%)
・月実燃費の差は実に27.27%

(2)装着後の年実燃費を100とすると
・月実燃費が一番良い8月が113(プラス13.2%)
・月実燃費が一番悪い2月は85(マイナス14.5%)
・月実燃費の差は実に27.66%
 
 
2.燃費と気温(青森県むつ市1981〜2010平均)の相関関係
内訳 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年間
装着前実燃費 4.41 4.69 4.51 4.56 4.81 4.84 4.52 4.15 3.93 3.83 3.67 3.94 4.30
年実燃費を100とした場合 103 109 105 106 112 113 105 97 91 89 85 92 100
年実燃費との変動率(%) 2.5 9.1 4.9 6.1 12.0 12.7 5.2 -3.4 -8.7 -11.0 -14.6 -8.3 0.0
平均気温 7.4 12.1 15.7 19.5 21.7 18.3 12.4 6.5 1.3 -1.4 -1.2 1.8 9.51
年平均気温を100とした場合 77.8 127.3 165.1 206.1 228.2 192.5 130.4 68.4 13.7 -14.7 -12.6 18.9 100.0
年平均気温との変動率(%) -22.2 27.3 65.1 105.1 128.2 92.5 30.4 -31.6 -86.3 -114.7 -112.6 -81.1 0.0
燃費と気温の相関関係 実燃費の推移と平均気温の推移はほぼ同じであることがわかります。

(1)気温が高い夏場(8月、9月)の燃費が良い。
(2)気温が低い冬場(11月〜3月)の燃費が悪い。
(想定される原因として)
・車が動かない暖気運転の時間が長い。
・スタッドレスタイヤの使用など
※気象庁統計データより
 
 
3.燃費向上率
内訳 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年間
装着前実燃費 4.41 4.69 4.51 4.56 4.81 4.84 4.52 4.15 3.93 3.83 3.67 3.94 4.30
装着後実燃費 4.65 4.95 4.75 4.83 5.15 5.10 4.76 4.43 4.17 4.04 3.89 4.12 4.55
燃費向上率(%) 5.51 5.60 5.26 5.90 6.95 5.35 5.25 6.57 6.13 5.68 6.00 4.51 5.83
年実燃費基準の向上率(%) 8.16 15.20 10.42 12.32 19.77 18.67 10.76 2.95 -3.10 -5.92 -9.50 -4.16 5.83
燃費差異率(%) 2.65 9.59 5.16 6.43 12.82 13.33 5.51 -3.62 -9.23 -11.60 -15.50 -8.67 0.00
燃費向上率 年実燃費と各月の燃費の乖離が大きいことがわかります。

・年実燃費を用いて各月の燃費向上率を算出する
 ことは意味がない。

・月実燃費を用いて各月の燃費向上率を算出しなけ
 ればならない。
 
<仮説>
・ディーゼル車は気温の高い方が燃費が良い。
・冬場の走行条件(暖気運転・スタッドレスタイヤ)は燃費に大きく影響がある。
<実証プロジェクトを終えて>
仮説を実証するため、冬場の走行条件が変化しない暖かい場所でも実証する必要がある。
 
実証プロジェクトで取得した燃費に関するデータ≫[PDF]
 
 
 
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【実証プロジェクト集計】
内訳 台数 % BL(ベースライン:装着前) PJ(プロジェクト:装着後)
走行距離 燃料消費量 燃費 走行距離 燃料消費量 燃費
燃費が向上した車両 90 85 3,392,483 781,925 4.34 3,411,155 726,399 4.70
燃費が低下した車両 16 15 597,267 146,052 4.09 539,528 141,835 3.80
車両合計 106 100 3,989,750 927,977 4.30 3,950,683 868,234 4.55
燃料消費量の集計&効果
BL消費量 PJ消費量 消費削減量 CO2削減量 燃費向上率
786,228 726,399 59,829 161.69 8.24%
131,933 141,835 9,902 16.35 -6.98%
918,890 868,234 50,656 132.68 5.83%
*BL消費量…BL燃費でPJ走行距離を走行した場合の計算燃料消費量
 
 
<事実と推定>
@プロジェクト参加車両の約85%で燃費向上効果が認められる。この事実から、E-S/Vには燃費を向上させる効果があることが推定される。
 
Aプロジェクト参加車両の約15%燃費が低下している。燃費の低下した車両は、バス路線の変更等に伴い走行条件が変更された。この事実から、E-S/Vの持つ燃費向上率より走行条件変更に伴う実燃費が悪化した率の方が上回ったと推定される。
 
Bバス会社全体の走行条件はほぼ同じである。この事実から、プロジェクト参加車両(106台)で得られた燃費向上効果 5.83%はほぼ正しいと推定される。
 
 
<E-S/Vと燃費向上率との相関関係についての仮説>
@走行条件が改善され、実燃費が向上した場合…“E-S/Vの燃費向上率+実燃費向上率=燃費向上率”となる。
 
A走行条件が変化し、実燃費が低下した場合…“E-S/Vの燃費向上率−実燃費低下率=燃費向上率”となる。従って、実燃費低下率がE-S/Vの燃費向上率を上回った場合、燃費向上率はマイナスになり燃料代が増加したと数値化される。
 
B走行条件が変化しない場合…“E-S/Vの燃費向上率=燃費向上率”となる。
 
実証プロジェクトの集計表・実績分析≫[PDF]
 
 
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E-S/Vの実証プロジェクトに関しては
温暖化対策推進事業部 : 田口 (t-taguchi@eco-supporter.co.jp) 0175-33-8055
 
 
 
≫下北交通株式会社 貸切・乗合バス106台の燃料消費量の削減及びCO2排出削減。
≫BKV 貸切・乗合バス100台の燃料消費量の削減及びCO2排出削減。
≫公共交通機関 貸切、乗合バスの燃料消費量の削減。
≫大手建設会社 ダンプトラック(11t)の燃料消費量の削減及びCO2排出削減。
   
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